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廃墟じゃなくて島だと思っている

120426.jpg

軍艦島へ行ってから三週間経った。
今になってやっと、撮ってきた写真をPCで見ている。
(取り込むヒマがなく、ずっとカメラで再生していたので)
なんかじわっとしてきた。

正直、現地では感慨とか何もわからなかったんだけど。
何も感想浮かばんかった。
ただ、進んでいく船の舳先に見える無人島、その向こうにゆっくり現れた廃墟の島のイメージと、
最初に接岸した時に島を見上げた瞬間の悪寒というか、寒気というか
そのへんの強烈な印象だけは憶えていて、あとはあんまりよくわからん。

島の上をピーロローとか啼きながら悠々と飛ぶトンビとか
遠くに聞こえるガイドさんの拡声器の声とか
ツアーのお客さんの砂利を踏む音とか
波の音とか

そんなんばっかり覚えてる。

うまく言い表せないんだよなぁ
自分が何を切っ掛けに軍艦島を知ったかとか
どんな風にずっと思い入れがあったかとか
上陸可能になって遊歩道出来たときの感想とか感想とか
どうして今回行こうと思ったかとか

なんかそのへん細かく書くのが野暮に感じてしまう
独り占めしたくなったんかもしれん。
誰かに聞いて欲しいんだけど、それと同じくらい誰にも聞かせたくないみたいな
いや聞いて欲しいんだけどね
誰か聞いて!感覚が生々しいうちに!!
日焼けももうおさまっちゃったよ!!

帰って来てから、一人になるとなんだかボンヤリしてしまって、何も手につかなくなっていて
凄まじいカラッポ感だったんだけど

これは軍艦島で何か得るどころか、置いてきてしまったんだと思った。

「それは『まぶい』を落としてきたんやね」と友人が教えてくれた。
沖縄の言葉で魂的なものだそうで、「びっくりしたり、ショックを受けたりすると弾みで落としてしまうことがある」そうな。

確実にソレだと思った。
どう考えてもそれだ。
感動したわけでもなく、感慨深かったわけでもなく、ただわけもわからず行って帰って来てしまい
ぽっかり穴が空いてた状態の、漠然とした気持ちに形を与えてもらった。

すごくありがたかった。
(もちろんふぁぼったと思ってたらふぁぼれてなかったので今ふぁぼってきた)

音楽



前も貼ったなこれ
大好きなんです

本当はまぶいは同じ場所に行って、おまじないで取り戻さないといけないらしいんだけど
次行くまで預けとこうと思う
廃墟ってどこもそうなのかもしれないけど、過去も未来もあんまり感じ取れない。
悲壮感もないし、高揚感もない
ただ、それがそこにあるだけで、他なんもないんですよ
勿論軍艦島には汗の匂いのするような歴史があって、今回それをたくさん知れてより興味深く見学できたんだけど
私にとって軍艦島はやっぱり、そこに在ることがすべての島だった。

結構語ってんな
やっぱ話したいんだな私

写真は小学校の校舎部分
他の建物に比べて窓がすごく広い。
いい学校じゃないか


貴重な経験をした。
ちゃんと私の中で、あの島の空気が生きていきますように。

また行くけど。まぶい取りに。

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石川優雅

Author:石川優雅
絵を描いております。
しかし絵と関係ない日記ばっか書いててすみません。
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